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アドレス⑦ 自分では目標ラインと平行に構えているつもりでも、何故か、右向きアドレスになってしまう……その悩み、そうなる理由を知ることで解決の糸口も見えてくる。……そこで今回の講義《第12回》

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とあるプロ曰く「アマチュアがドライバーでスライスOBを放つ最大の要因は、打ち方よりも最初から右を向いて構えているケースが多い」。でも、ここで厄介なのが、その自覚症状がない人が多いということです。ある程度の上級者クラスなら「しまった、またアドレスで右を向きすぎていた」と反省できますが、初、中級者クラスには「まさか、自分が右向きアドレスになっているはずがない。だって、毎回きちんとボールの後方、飛球線後方側から目標ラインを決め、スパットも設定したうえで構えているのだから」。……しかしながら、そこに落とし穴があることを今回の講義で学んで下さい。
一方で、筆者はこれまで多くのプロやティーチングプロに『なぜアマチュアの多くが右向きアドレスになりやすいのか?』と尋ねてきました。ほとんどのケース、何でだろうね? と逆に問われる中、湯原ほど論理的に、納得のできる解答してくれたプロは誰もいませんでした。

ゴルフ界随一の理論派プロ 
 代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
  東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
 7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
 特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
 2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
 ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学5年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。

《目次》
00:00 右向きアドレス
01:14 2つの線
04:06 再度外で解説
05:24 スパットを2つ
06:04 湯原は空中に
08:22 ボールの見方

撮影協力・サザンヤードCC(茨城県)

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